Wakiya 脇屋友詞 伝統と創作

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Wakiya名物担々麺はこうして生まれました

店の数だけ担々麺の数がある

と言いたくなるくらい、お店によって味もスタイルもいろいろの担々麺。激辛ファンにしか手を出せないような真っ赤なスープもあれば、白ごまのコクと風味がまったりとしたスープもあり。湯麺あり、まぜそばスタイルあり。「担々麺」に惹かれる人は数多く、雑誌の麺特集ではかなりの確率で「担々麺くくり」が登場しますし、専門店も林立しています。
食べログで見つけた、「本当に旨い都内の担々麺ベスト30件」こんなまとめ記事があるということは・・・カレーほどではなくてもマニアの数は計りしれず、担々麺市場は常に動いているのだな!と思ってしまいます。

正宗担々麺はこんなレシピです

本場中国四川の担々麺はどんな味なんだろう?四川で研修をしてきたスタッフが正宗担々麺を作ってくれました。正宗とは正統の、とか由緒正しい、といった意味。果たして由緒正しい担々麺とは。
私達が目にする担々麺の大多数である湯麺(スープ麺)ではなく、汁なし担々麺のスタイルが四川ではノーマル。まず器に辣油たっぷりのタレを敷き、ゆでた麺を入れ、最後に肉味噌をのせ、青ねぎを散らして完成。これを下からしっかり混ぜて食します。タレは辣油をベースに、中国醤油、黒酢、芝麻醤(ごまのペースト)、花椒、ヤーツァイ(四川省の漬物)などが合わせられ、辛さの中にも複雑なうま味があります。店によってその配合は異なり、各々お気に入りの店があるとか。肉味噌は豚肉を炒め、酒、醤油、甜麺醤で調味したもの。タレ、麺、肉味噌の3つの要素で完成する担々麺、このシンプルさが飽きの来ない、思い出すと無性に食べたくなる魅力なのかもしれません。

Wakiyaのスタッフがまかないで作った正宗担々麺。

最初はクレームもあった!?Wakiyaの担々麺

レストランでは、コースのシメに麺やご飯をいくつかご用意しているのですが、その中でも一番人気は辣香(ラーシャン)担々麺。Wakiyaオリジナルの担々麺です。20年以上前に脇屋がこのメニューを作り出した当初、常連のお客様にお出ししたところ、「脇屋君!よくもこんな味を出せるね、辛すぎるよ!何か間違えたんじゃないの??」とお叱りを受けたそう。ところが次に来店されると「この間の麺を出して!」と自らリクエスト、汗をかきながら召し上がったのだとか。お客様いわく、「辛いけどクセになるんだよね」
まさにこの辣香担々麺、四川料理の代表的な味、麻辣(マーラー)を脇屋流に解釈したもの。
唐辛子のビリっとする辛さ(辣)と、山椒のしびれるような刺激(麻)やその他のスパイスをブレンドした豊かな香り(香)が絶妙に合わさり、辛いのについ食べ進んでしまうウマ辛味に仕上がっています。

Wakiyaの担々麺、ご自宅でどうぞ

レストランの麺料理で1、2の人気を争う辣香担々麺。(1、2を争っているのは、担々麺と真逆のやさしい味わいの海鮮湯麺です)
そしてオンラインストアでも人気ナンバーワンの「担々麺食べくらべセット」、もともとはレストランのメニューを「お持ち帰りしたい!」というリクエストにより8年前に開発したもの。約1年の試作を重ねた結果、スープを温め、麺をゆでるだけでレストランの味をお楽しみいただけるセットが生まれました。そして豆乳担々麺、白胡麻担々麺、担々まぜそばも加わり、現在は担々麺4種食べくらべセットをオンラインストアで販売しています。食事のシメや小腹の空いたときにちょうど良いハーフポーション、気軽にお楽しみいただけます。冷凍庫のストックにぜひどうぞ。

担々麺4種の食べくらべセット
Wakiyaのベストセラー、3種の味を楽しめるセットです。辛さ三段階、白胡麻(マイルド)、豆乳(中辛)、辣香(激辛)3つの味に加え、新たに担々まぜそばをセットにしました。麺は以前の70gから100gにボリュームアップ。一杯で大満足のポーションです。

 

 

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